WiNF2022で発表を行いました
2022/12/1712月17日に愛知工業大学自由が丘キャンパスを会場に開催された第20回情報学ワークショップ(WiNF2022)にて、院生2名がそれぞれの研究内容を発表しました。
発表内容
ウェアラブルデバイスを用いた日常生活下における睡眠規則性と気分の関連
村田大河(発表者)、山本祐輔、金鎭赫
睡眠規則性は身体的健康と関係があることが知られているが、睡眠規則性の変動と日常の気分に着目した研究はほとんどない。本研究では、睡眠規則性と気分との関係を明らかにした。健康な大学生・大学院生計41名(男性25名、 21.59±1.66歳)を対象に、2週間、腕時計型加速度計を用いて睡眠を計測した。また、調査期間中、起床時と就寝時に12項目の肯定的・否定的気分(0-10)を収集した。マルチレベルモデリングの結果、一日の否定的気分が普段よりも高いと睡眠が不規則的になり、睡眠が普段よりも規則的だった翌朝の否定的気分は低くなることが示された。本研究により、睡眠規則性が気分改善に役立つことが示唆された。
日中の身体活動の文脈が与える心理的影響
池ケ谷舞(発表者)、金鎭赫
身体活動は気分改善に効果があるが、その効果は行動文脈により異なるといわれている。本研究では、屋内外、他者との交流の有無という行動文脈を用い、身体活動がもたらす気分への影響を明らかした。健常成人36名(女性17名、平均年齢:24.3歳)を対象に2週間、スマートフォンアプリを用いて、行動文脈および気分状態を1日に約5~6回測定した。また、腕時計型加速度計を常時着用し、身体活動量を連続的に計測した。その結果、屋外または他者といる場合は、屋内または一人でいる時に比べ、同じ強度の身体活動量であってもより高い肯定的な気分と関連していた。行動文脈による日常の気分改善のための身体活動の支援方法が提案できた。
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